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ジンベエザメの口内に新種のヨコエビ発見 広島大研究グループ #ヨコエビ 2019年10月28日 4時37分
硬い殻をもつ、甲殻類の仲間の「ヨコエビ」と呼ばれる生き物は標高の高い山から深海まで、さまざまな場所に生息していることが知られていますが、広島大学の研究グループは世界最大の魚であるジンベエザメの口の中に住むヨコエビの新種を発見し、関係者からは「そんなところにも住んでいるのか」と驚きの声があがっています。
「ヨコエビ」はミジンコなどに近い甲殻類に分類される生き物で、これまでに1万種ほどが確認されています。
海岸や川の中でよく見られるほか、標高数千メートルの山や深海の海底でも見つかり、さまざまな場所に生息していることが知られています。
ヨコエビの生態について研究している広島大学の富川光准教授のグループは、世界最大の魚であるジンベエザメの口の中に生息する新種のヨコエビを発見し、「ジンベエドロノミ」と名付けました。
この新種のヨコエビは体長およそ5ミリで、足に毛が多く生えていることなどが特徴で、標本にすると白く見えますが、ふだんは薄い茶色をしています。
グループはジンベエザメを飼育している沖縄県の水族館から連絡を受けて調べたところ、新種だとわかったということで、ジンベエザメの口の中のエラの部分に住み着いていて、観察している間にも繁殖して増えたことから口の中を生息場所にしていると見られるということです。
グループはジンベエザメが食べるプランクトンと一緒に口の中に入って住み着き、天敵と遭遇しにくい環境で流れ込んでくる有機物を食べて生活しているのではないかと見ています。
関係者によりますと、別の生物の口の中に住み着く動物は一部の寄生生物以外は知られていないということで、「そんなところにも住んでいるのか」と驚きの声があがっています。
富川光准教授は「口の中にまでいるとわかった時は非常に驚いた。生物のたくましさを改めて実感した」と話していました。

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